8月17日(土)「やまねひとり@下北沢lown」
この日、お祭りが行われる下北沢の街。
屋台に群がる人、人、人。
そんな人ごみの中、颯爽と歩いて目指すはlown。
僕らのお祭りはそこにあるのだ。

セットリスト
第一部
1,「シャングリラ(チャットモンチー)」
2,「かくれんぼ」
3,「蛍」
4,「真夏のラブソング」
5,「Merry・Go・Round(YUI)」
6,「努力の歌プランB」
第二部
7,「悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)」
8,「どんなときも。(槇原敬之)」
9,「手紙」
10,「おやすみnight」
11,「君を好きになったんだろう」
12,「P.S.」
13,「歌ってハッピー」
en,「あなたに」

今回のやまねひとりも前半後半の二部構成。
(とはいってもまーさんがそのことを伝えたのは
前半も終わる、努力の歌プランBの前だった(笑))
今回のまーさんのお召し物はヤマネTシャツ(特注カラー)に
白のスラックスぽいのを7分丈にしたもの?に花柄の靴だった。
(うわ~こういうのわからん(汗))
まーさんの挙手によるアンケートで
まーさんのライブ自体初めての方、
やまねひとりが初めての方も
いらっしゃることがわかった。
そこで、MC中のパパラッチはOK、
ゆるい雰囲気で楽しもうという趣旨を伝える。
そして、恒例の乾杯からお祭りスタート。


第一部
1,「シャングリラ(チャットモンチー)」
今回のやまねひとりでは
カバー曲のリクエストをブログで受け付けていた。
そのリクエストに応えた形だ。
YouTubeでアップされてはいるが、
やはりライブで聴くと、「叫び」がより聴こえる。
シャングリラとは理想郷という意味。
僕らのシャングリラはここlownだったようだ。


2,「かくれんぼ」
CDに収録されたものよりスローテンポだろうか、
言葉がずっしりと重みをもって聴こえる。
今回のファルセットも天井にスパーンと抜けるような音が鳴り、
一方でギターで低めの和音が地面を震えさせる。


3,「蛍」
夏の終わりにということで蛍。
今回注目したのは
間奏からラストに入る前に鳴らす力強いストローク。
あの一発で、終わりまで一気に駆け抜ける勢いをつけている気がした。
そして、女声合唱で有名な「ほたるこい」の一節を思い出させる
「ほっ、ほっ、ほっ」のフレーズで収束していく。
夏の思い出ってこういう夏の終わりの寂しさ儚さを伴うからこそ
美しく感じられるのかなと思った。


4,「真夏のラブソング」
初披露の新曲である。
一言でいえば「ナンパされたい」を形にした曲。
セクシーな友達がナンパされるのを見て
自分もナンパされてみたいという憧れを元にできた曲とのこと。

(まーさん、「声」も女の大事な武器の一つですよ!
まーさんが一つ声色を変えてあんなことやこんなことをささやくと…
おっと、妄想は各自隠れてしましょう。)

曲はアップテンポで、歌詞はなかなか挑発的。
あえて誤解を恐れず言えば、
80年代アイドルの曲をイメージさせる(?)。


5,「Merry・Go・Round(YUI)」
カバー2曲目。
これもYouTubeにワンコーラスアップされている。
しかし、今回はアレンジを加えてかなり趣が異なる。
YouTubeの方は、バックにバンドがほしくなるような
ロックなイメージがよく似合うが
今回の弾き語りは少し落ち着いた大人な感じ。


6,「努力の歌プランB」
そして第一部のトリを飾るのは努力の歌プランB。
歌える方は一緒に歌おうということで、
楽しく歌わせてもらった。
ああ、まーさんの笑顔がまぶしいぜ!
まるで太陽のようだ!
(そして時に月となり闇を照らす)


~休憩タイム~
この時間を使ってパパラッチやトイレ、
食べ物の注文をすることができる。
しかし今回はあまり注文がなかったらしく
いいにおいは漂ってこない。
休憩タイム中のいいにおいはやまねひとり@lownの
風物詩みたいなものだったので少し寂しい気もしたが、
食欲を刺激されなくて済んだのでよかったかもしれない(笑)

今回は休憩タイム中もまーさんのMCがあった。
その内容はヤマネ人形が売り切れたというもの。
あれは実は工場での大量生産ではなく、
人の手で一つひとつ作られており、
手間がかなりかかるとのこと。
(一体一体多少異なる部分があるのはそのせい)
そのため、これで生産ストップとなる。
まだ缶バッヂはあるのでそちらもよろしくねとのこと。
次のまーさんグッズも楽しみだ。


第二部
7,「悲しくてやりきれない(ザ・フォーク・クルセダーズ)」
初めて聴く曲。これもリクエストにあった曲だそうだ。
まーさんの言うようになんとも渋い曲だ。
曲調と歌詞がぴったりあい、
その悲しさ、やりきれなさが伝わってくる。
この歌詞に具体的に何が悲しいのかは書かれていないが、
だからこそ、多くの人の悩み、悲しみに寄り添える歌だと感じた。
これは夕暮れ時の川辺で聴きたい一曲。


8,「どんなときも。(槇原敬之)」
そして今回最後のカバー曲がこれである。
有難いことに僕のリクエストに応えて下さった。
この場を借りてもう一度お礼が言いたい。
ありがとうございましたm(_ _)m
この曲は以前100年MUSIC SHOWCASEというイベントで
セッションという形で聴いたことがあったが、
是非まーさんの弾き語りでも聴いてみたいと
思いリクエストさせて頂いた。
そのセッションでは輝かしい未来をイメージさせる
キラキラした演奏だった。
一方、今回の弾き語りでの演奏ではそのキラキラ感こそないものの
一歩一歩踏みしめて歩いていこうという力強さを感じた。
悩んだ末に好きなことを貫いているまーさんだからこそ
歌える歌の一つだなあと感じた。


9,「手紙」
春にホームシックになったことがきっかけで
故郷島根(の方々)に向けて書いた手紙のような曲。
その歌詞の中には島根にある宍道湖(しんじこ)も登場。
そして、東京にある新宿(しんじゅく)に掛けるという
ダジャレっぷりも発揮されている。
テンポはゆったりしたものだが、
東京で自分のしたことが島根からも見えるように頑張るといった、
自分を奮い立たせるような意味合いも込められている。
そのため、故郷を離れ上京した人にも共感できる応援歌でもある。
まーさんの透き通った声が心に沁みわたった。


10,「おやすみnight」
手紙に続き、しっとりじっくり聴かせてくれる。
低音がずーんと身体に響き心地よく
メロディーラインがそっと頭をなでてくれるかのよう。
ああ、次のライブが待ち遠しいね。


11,「君を好きになったんだろう」
言葉を一つ一つ大切に歌っているのがわかる。
表情の変化も演奏の一部である。
僕はまーさんの表情をどれだけ知っているんだろう。
演奏の度に異なる表情を見ている気がする。
まだまだ僕の知らない表情を見てみたい。


12,「P.S.」
君好きからのP.S.で一つの(失恋)物語を聴いたかのよう。
それはまーさんの体験談ではあるが、
人が人を想うことのどうしようもなさ、難しさ、喜び、尊さ
を自分自身のこととして考えさせられる。
何を大事にすべきか見失わないようにしよう。


13,「歌ってハッピー」
今回初めて聴いた。
まーさんのモットーである
「歌ってハッピー」がついに曲になった!
この曲には追いかける形で一緒に歌う部分もあり
(歌って→歌って、ハッピー→ハッピー)
まさに歌ってハッピーを体現する曲だ。

以下曲を聴いての妄想;
「幸せ」って何だろう、それは人による。
だからこそ自分の感じること思うことを大事にしよう。
その気持ちこそが幸せかもしれないのだから。
そうして自分の気持ちに幸せマークをつけていけば
幸せの気持ちで溢れるんじゃないか。
まずは一つ、まーさんのライブを楽しんでいるこの気持ちに
幸せハッピーマークを付けておこう♪

さあこんな気持ちにさせてくれる歌ってハッピーを
是非皆さん聴きにいこう!


en,「あなたに」
前回はアンコール前にまーさんのトイレ休憩があったが
今回はこの流れを止めたくないということで
尿意のほうを止めることにしたそうだ(笑)
(まーさんうまいこと言うw)
お互いの距離が近いライブを
というのがやまねひとりの醍醐味だ。
というわけで、一緒に「あなたに」を歌おう。
「あなたに」は、まーさんがこれまで歌い伝えてきた曲の一つ。
皆で一緒に歌うのにふさわしい曲。
これからそういう曲がもっともっと増えていくことを願って
今回のライブレポを終わろうと思う。
ここまで読んで下さりありがとう。